COLUMN

女性弁護士コラム

好きなものを好きと言えるように

弁護士の竹下です。

私は、幼い頃、少年漫画ばかり読み、戦隊ヒーローものを見て、男の子たちに混じってテレビゲームをして…と過ごしていました。お人形遊びや、おままごと等の遊びの楽しさは、まったく分かりませんでした。
また、なぜかスカートを嫌い(フリルがついたものは特に嫌い)、いつもズボンでした。そして、ピンクを忌み嫌っていました。

いわゆる、“女の子向け”とされたものを、徹底的に避けていました。
こんなの私の柄じゃないと、子どもながらに尖りたかっただけかもしれませんが、好きなことをさせてもらって良かったな、と今振り返ると思います。

女の子が“男の子向け”のものを好きになるのも、男の子が“女の子向け”のものを好きになるのも、何もおかしくないことで、そもそも“男の子向け”“女の子向け”の区別の必要性があるのか、と思います。
そのような区別があるから、女の子が“男の子向け”を好きになるのはおかしいとか、男の子が“女の子向け”を好きになるのはおかしいと言われるようになるわけで、弊害にしかなっていないように思います。

好きなものを好きと言えるような社会に早くなってほしいと思います。

話は変わりますが、離婚も社会的にマイナスのイメージが強すぎると思うのです。
離婚も今や、お互いが幸せになるための手段の1つではないでしょうか。

何事も、社会のレッテルやイメージに振り回されず、自分が幸せになるために行動することが大事だと思う、今日この頃でした。