弁護士の竹下です。
前回の記事に引き続き,新しいことに挑戦のお話です。
私は,高校時代から物書きが趣味です。
高校の夏休みの宿題で,なんとなく小説を書いたところ,意外にもそれが高評価だったため,そこから味をしめてずっと書いています。
大学のときは,映画研究部で脚本を書いていました。
そんな私のもとに,最近「ラジオドラマの脚本を書いてみないか?」という話が入ってきました。
単純に面白そうだなと思い,OKしました。
しかし,いざ書いてみようとすると,全然筆が動かなくて驚きました。
ストーリーの流れは考えてはいました。でも,動かないのです。
映画は,当然ながら映像があります。
映像はそれだけで色々なことを伝えてくれます。場所・もの・人物・表情・動作…それに頼って,脚本も書けます。
しかし,ラジオドラマは,当然ながら映像がありません。
声と音だけで,どうやってその場面設定を伝えるのか?
私は頭を抱えました。
受験時代に勉強していたラジオドラマを思い出しながら,どうやって声と音だけで表現されていたか,思い起こしていました。
なんとか形にはできましたが,表現方法が変わるだけでこんなにも頭の使い方が違うんだな,と新たな学びでした。
いろんなことに挑戦してみよう…と,また思った私でした。