弁護士の竹下です。

令和3年9月7日、今年度の司法試験の合格発表がありました。
最終合格者は1421人で、例年から減少はしているものの、たくさんの秋のサクラが咲いたようです。

私自身の司法試験合格時の記憶はだんだんと薄れているものの、間違いなく言えるのは、人生で1番嬉しかった瞬間だったということです。

司法試験の合格発表は、大学等の合格発表と同じで、
合格者の番号が掲示板に貼られるのと同時に、法務省のホームページでも公開されます。
私は落ちたときが怖くて、自宅で、法務省のホームページで番号を確認することにしました。
しかし、合格発表の時間になっても、ホームページにアクセスが集中し、なかなか表示されない。
しかも東京の方から合格者の番号が記載されていて、下の方に記載されている福岡県の合格者の番号までなかなか出てこない。

読み込みにあまりに時間がかかり、番号があるのかないのか・・・とそわそわしていたら、兄から「番号あったね。おめでとう」のLINEとスクリーンショットが届き、自分で確認する前に合格が分かったのでした。

最初は自分で確認したかったなあと、そのときは変に落ち込んだのですが、だんだんと嬉しさが込み上げてきて、その後は宴でした。

このときの嬉しかった記憶を忘れずに、日々の業務に取り組んでいこうと思います。