弁護士の竹下です。

前回の続きで、逃げ恥SPで問題提起されていたテーマを何点か取り上げてみようと思います。

③ ワンオペ育児問題

夫婦のどちらか一方に育児の負担がかかっている状態のこと。
自分は育児に「協力」していると思っている方は多いかと思います。しかし、育児は夫婦2人でやるものなのに、片方がメインで育児をやり、それに「協力」しているという感覚がそもそもおかしい、ということを、逃げ恥は気づかせる内容になっていましたね。
どちらかが「協力」という社会的認識を変える必要性があります。

④ 同性婚問題

民法上、同性婚は認められていません。
同性婚が認められていないことで、パートナーであるにもかかわらず財産を相続できなかったり、病院でパートナーが危険な状態になっても傍にいられなかったり等、同姓のパートナーは多くの不利益を被ることになっています。

次回に続きます。